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私のNPO LIFE

朝食

我が家の朝食は、パン。
パンと果物とコーヒーと野菜(スープにしたり、ボイルしたり)。
卵とか、ソーセージなどが加わることもあるけど、いたって質素。

今朝は、佐々木先生の言葉を思い出した。
子どもの要求をできる限り満たしてやるという、ひとつのエピソード。

できることは、してやれば良いのです。
例えば、朝食に卵をつけるけれど、目玉焼きが良いのかスクランブルエッグが良いのか、子どもの希望をきいてその通りにしてやるのです。
食パンか、それともロールパンが好きなのか、そんなささいなことです。
私の妻は、そのようにしていました。どれ程大変なことじゃないでしょう。

この話を、講演会で聞いた時、「エ〜ッ!」って思った。
朝の忙しい時に、「○○ちゃんは何がいい?目玉焼き?ゆで卵?」なんていちいち聞いてられないでしょ、って。
出されたものを、文句いわずに食べる、これも躾だと思うし。
そんなに甘やかしていいのか?って思った。

けれど、少し後になって、佐々木先生の言いたいことがちょっとずつ分かっってきた。
気持ちの問題なんだなあってこと。
子どもの願いを希望を、親がいつでも受け止めてやれる心持ちでいることを朝食に例えられたんだと。
日常の、特別でない日々の暮らしの中で、ほんの数分、
子どもの願いに手を掛けてやれるゆとり、それが必要なんだろうね。
忙しい時は、「今日はこれで我慢してね」でもいいんだから。

毎日そんな風にゆとりある精神状態でいることはできないと思うけど、
休みの日ぐらいは「卵、何にする?」って
聞いてやってもいいかなと思えるようになった。



by hatehate2004 | 2006-01-07 10:12 | 佐々木正美先生に学ぶ

悩めるNPO人の日常
by hatehate2004

2015年6月より、一部カテゴリーのみ再公開します。
子どもとの日々に何かしらお役に立てれば幸いです。

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