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私のNPO LIFE

子どもの味方になる覚悟

良い子を求める心を見すかされているように感じることがある。
幼い子どもたちと関わっていてのこと。
「困ったこと」(大人にとっての)を繰り返しする子どもと向き合う時など、特にそう感じる。
子どもらが「ダメよ」とか「やめてね」ということを、分かっていてあえてやろうと挑んで来るような時、私には、ついまともに関わってしまおうとする癖がある。
我が子たちはどうだったかな?と振り返ってみる。二人の息子はとても調教しやすい子どもだったんだ、と改めて気づく。調教とは彼等に失礼かもしれないが、印象に残るような反抗期はなかった。(反抗期がないのはよろしくないと言う方もあるけれど)いわゆる「聞き分けのよい子」だったのである。
だから、ということでもないが、真正面から反抗されると途方にくれてしまう。
「よい子になってもらおう」という調教魂のようなものがむくむくと沸き上がってしまい、結果的に関係をこじらせることになる。
こどもは、ちゃんと分かっているのだと思う。
良くないことを。分かった上で試しているのだろう。大人たちがどう反応するのかを。
子どもも、親も、いろいろあって、関係のつくりかたも色々なのだと思う。
反抗を激しく繰り返すことで、何かを訴えようとする子どももあるんだろう。
私にできることは、そうした子どもさんを何とかしてあげようなんてことではなく、その子が訴えたいことを代弁してあげることじゃないかしら。
子どもが求めているのは何よりも「親」であろう。
そのことをさりげなく、かかわりの中で伝えてあげられたらなあ。
「何とかしてやろう魂」は封印しておかないと、子どもの味方にはなれないんだよね。



by hatehate2004 | 2008-12-16 09:13 | 子どもに学ぶ

悩めるNPO人の日常
by hatehate2004

2015年6月より、一部カテゴリーのみ再公開します。
子どもとの日々に何かしらお役に立てれば幸いです。

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