私のNPO LIFE

ワタクシ流・子どもとメディア論(3)

 人はどんな時に幸せを感じるのであろうか。美味しいものを食べた時、欲しかった物をついに手に入れた時、好きな音楽に包まれている時・・・。それは心が満たされた状態である。では、テレビを見る、テレビゲームをする、インターネットをする、といった一人で画面に向かう行為はどうだろう、満足感を得られるだろうか。
 美味しいものは誰かと一緒に味わいたい。お芝居や映画、音楽会も気のあう仲間と楽しみたい。そこに分かち合う人がいるから満たされる。そもそも文化とは歓びを(時に哀しみも)分かち合う行為に他ならないのだから。
 先日、ある知人が毎夜ビデオを見続けてしまう(やめようと思うのに又次の作品をレンタルしてしまう)状態に陥った体験を振り返って面白いことを言っていた。「片付けてしまわなければならない事があって、それを分かっていながら先延ばしにする口実として、ビデオを観るという行為を続けていたように思う。今はビデオを観ているんだという言い訳を自分自身にしながら、現実逃避していただけだった」と。そして先延ばしにしていた仕事を済ませてしまうと、ビデオには全く興味が無くなったと教えてくれた。ある意味とても淋しい満足感だったのだろう。依存症という言葉がふと頭に浮かんだ。
 ホームシアターとか言って、お茶など飲みながら少し暗くした部屋でDVDを観る。息子が友人から借りてきたものだ。ひとりで見ようと思えばいつでもその機会はあるはずなのに、私や夫に「いつ観る?」と誘いかける。有難いこと。親にとってはどんなに大きくなっても、子どもと楽しみを共有できるのは幸せなことなのです。
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by hatehate2004 | 2005-05-20 21:45 | メディア論

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